PROFILE
株式会社ひらり代表
大江亞紀香(Ohe Akiko)
社会システムの変容を日本(東洋)から、世界を変えようと思ったらまず自分がその変化になる。人が自然と調和し、心穏やかに満ち足りた気持ちで暮らしている。自分を信頼し、主体的に生き、豊かな社会を作り出すことを願い活動しています。
代表プロフィール
大江亞紀香(おおえあきこ)
大江亞紀香(Ohe Akiko)
日本銀行に15年勤務。
広報、秘書、教育、システム管理等を担当。人事ローテーションの中で、人と接し人を尊重する仕事に充実感を見出す。同時に人間関係のストレス度の高い部署を経験し、「一人ひとりの思いや存在を大切にする仕事に従事したい」という思いが増し、カウンセリング、ファシリテーション、コーチング、NLP心理学等を学ぶ。
2001年コーチングに出会い「人の可能性は無限」「答えはその人の中に」「答えを見つけるためには聴いてくれる人が必要」という基本原則に深く共感。
「この原則(人間観)が世の中に浸透することで、生きやすくなる人が増え、誰もが可能性を制限されることなく、生まれ持った個性、才能を発揮して成長できる」との思いから、こうした人間観を社会に浸透させるために、コーチになることを決意。
2004年、NLP心理学を学び、自らの潜在能力を開発することで、長年の懸案事項であった、「本当にしたいこと=一人一人の人間存在を尊重することを通して社会に貢献する生き方」へと舵を切ることを決意。
2005年10月独立。
2006年、コア・クリエーションズを設立。コーチング、セミナー、ワークショップ、研修を通して、本質(コア)から人生を創造(クリエイト)する支援を実施。
活動の柱は、
「自己肯定感を高める(自信を深める)」
「自己理解を深める」
「脳と無意識の働きを知って活用する」
2007年、米国NLP協会認定トレーナーとしての活動を開始。同資格取得コースを開催。
2018年、株式会社ひらりを設立。
一貫して人生の転機に差し掛かっている人、人生にシフトや転換を起こそうとしている人に携わる中で、変化は難しく考えるものではなく、コツを押さえて行動することで軽やかに起こせるものである、という思いから活動主体の名称を「コア・クリエーションズ」から「ひらり」に変更。
自他の感情や行動の癖に振り回されることなく、恐れからではなく喜びから生きる人が増え「幸せになる心の仕組み」が1,000年先の未来にまで継承されるような社会全体のマインドのシフトが、この時代に起こることを夢見て活動を続けている。
資格・所属
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米国CTI認定プロフェッショナル・コーチ(CPCC)
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米国NLP協会認定トレーナー
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産業カウンセラー
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(社)日本プロトコール&マナーズ協会認定 日本精神文化マイスター
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産業カウンセラー協会 会員
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あめつちのはじめの会、こころのコンパス・クラブ主宰
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Leadership Circle 認定プラクティショナー(LCCP)
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LABプロファイル プラクティショナー
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SDGsゲーム ファシリテーター
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一般社団法人ワールドシフト・ネットワークジャパン認定コミュニケ―ター
メディア掲載情報
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月刊『致知』2014年8、9月号
『新釈古事記伝』について今野華都子氏と対談 -
雑誌『NATURE』2013年1月号
「西洋知性のから東洋の感性へ」行徳哲男氏と対談 -
『日経キャリアマガジン 』 2006年2月号
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「コーチングアカデミー 独立して活躍する卒業生」
ライフストーリー
想いの源泉 ~体験から~
自分の感覚を信じる、視点が変わると人生が変わる
小学校6年生の頃、学校の先生の採用と教育はどのようにされているのだろうか?を興味と疑問を持ちました。高校生の頃、学校の外から教育を変える、と誓いました。短大卒業後、日本銀行に入行しました。ミクロよりマクロな視点で物事を捉えることが自分には合うと感じていましたから、この職場は面白そうだと感じたのです。ところが、初めの配属先は、ミクロな視点を要する部署でした。それが要因だったのかは分かりませんが、「合わない」と感じながらの勤務でした。一方、様々な出会いに恵まれ、仕事を通して成長をすることができました。その後さまざまな部署を経験する中で、一人一人の人の存在や気持ちを、立場や役職ではなく、生身の人間としてもっと尊重したい、という願いが沸きました。
人間関係が難しい部署に所属し、夫婦のコミュニケーションにも課題を抱えていた頃、その閉塞感を改善するため、カウンセリングや心理学、コーチング、NLP心理学等を学びました。学ぶ過程でビジネス、プライベートいずれの面においても楽になり、順調に回るポイントは「自己肯定感(自尊感情、自信)」であると気付きました。
自己肯定感が高いと、自分を信頼しているので気持ちが安定しており、出来事を客観的にニュートラルに受け取ることができます。何もなくても恐れるものがない状態です。逆に、自信がない(自己肯定感が低い)と、自分を責めたり、自分なんて大したことがないと小さく見積もったり、持っている物、ノウハウ、知識、人からの称賛、肩書など、自分以外のものを持つことで安心を得ようとして躍起になり、本筋から外れた努力をしたり、苦しんだりすることになります。また、心理学、コーチング等を学ぶことで、ほんの少しのコツを知るだけでコミュニケーション上の問題等も相当量改善されるということも実感できました。視点を変えることで出来事に対する捉え方が変わり、自己肯定感が高まるという経験をしたことが大きな転機になったと感じています。
勤続15年は無意識に刷り込まれる組織風土の影響や人の心理が経済動向やビジネスに与える影響の大きさを教えてくれました。また、真に日本や世界にとって必要なものを見極める目を養わせていただいたと思っています。自己肯定感が高まることで、「未来に不安を抱いて行動を制限する」という生き方から、「未来に可能性を見出し、思いに従って行動する」という生き方にシフトしました。
この経験から、「誰でも自分の信じる道に従って生きることは可能で、その道とは内なる感覚が示してくれるものである。そのために、内なる感覚に気付くための感性、感覚を磨くことと、自身への信頼感を深めることが大切である。」と考えるに至りました。
現在は、「感性、感覚を磨く」「自己理解を深める」「視点を拡大する」「つながりを思い出す」「日本古来の智慧に繋がり直す」「持って生まれた脳と身体、感情の仕組みを知る」ことを通して、自己肯定感を高め、他の誰のものでもない、その人本来の望む未来を生きることを支援しています。
「人育て」こそがインフラ整備や環境を
整える以前に最も重要なこと
次世代を担う子どもや若者たちに生きる指針や哲学、生き方を教えること、つまり「人育て」こそがものづくりやインフラ整備や環境を整える以前に最も重要なことなのであると捉えています。そのための情報を収集し、対話し、子供や次世代に接する世代の方に、必要と思われる情報を共有し、ともに未来を創っていきたいと思っています。
人は育つ過程で体験、経験したことに対して、それをどのように受け止めたか?により、ある特定の条件付け(プログラミング)ができます。例えば食べ物の好き嫌いや、高所や閉所、犬などに対する恐怖症、幼いころお母さんに繰り返し言われた言葉などがその例です。条件付け(プログラミング)の仕組みを知らずにいることは、パソコンにかつて導入したソフトを、環境や時代が変わってもバージョンアップしないでいるような状態と似ています。幼いころには自分の身を守るために必要だったかもしれない条件付けも、大人になった今、なくても不自由をしないということがあります。そればかりか、日常生活や望む未来の実現に制限をもたらしているものもあるでしょう。
こうした条件付けは、気付かないままでいると一生涯その影響を受け続け不自由を感じることがあり得ますが、気付くことさえできれば、そこから解放され、自由になることができます。株式会社ひらりでは、この条件付けを意識的に気付いて解放する一連の手順を「AKIHATUメソッド」と名付け、このメソッドを普及することにも注力しています。