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執筆者の写真株式会社ひらり

幾重にも重なる坂道を











幾重にも重なる坂道を


3日間、長崎で過ごしました。


様々な時代の長崎が、坂道に、石段に、港に

幾重にも重なり、多くの方が時代を超えて

歩いた道、そしてこれから歩く道を歩きました。


隠れキリシタン、ポルトガル人、オランダ人、

日本の商人たち、蘭学者、全国からの学びを求める人、

通訳、絵師、龍馬、岩崎弥太郎、日本初の女子大に通った人、

軍艦工場で働いた人、被爆された方々、その遺族の方々

観光客、ガイドさん、代々ここに暮らす方たち

この地を愛し、骨を埋める人たちが多くいたという。


お寺、神社,教会が同じエリアに立ち並ぶ。


各国から訪れた人々が、居留地に平和に共存した街。


被曝からわずか10年で、「人類最高の希望の象徴」と言わしめた街。


高千穂の神楽に感じた時のように、まるで長崎という存在が、

人々を介してそのあり方を示しているようだと感じました。


今の世を生きる私たちの時間の道は一方通行。


過去を全肯定して、未来を描いて、進んでいきます。


3日間お世話になりました皆々様、時空を分かち合いました皆々様、

ありがとうございました。

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