
大和盆地の円やかな風 日本建国の理念は世界平和
険しい熊野の山々を抜け、日本一長い吊り橋をわたり、
日本一長い路線バスに揺られて、穏やかな景色の広がる
大和盆地へと至りました。
神武天皇陵で古事記冒頭文を奏上し、橿原神宮で正式参拝。]
世界平和を願い都が開かれた地は、今も穏やかで円やかで、
ほっとする空間でした。
美しく広い社殿の回廊を神職さんの後に続いて進み、
清浄な空間の奥にある本殿に向かって立った時、
少し開いた引き戸の合間から見える清麗なる鏡に
映し出された暖簾に、まるで温かく清く神様が
息づいていらしゃるかのようでした。
正式参拝後は丁寧な橿原神宮の歴史、日本建国の理念、
文様の意味などをお話しいただき、旅は結びとなりました。
この国は今から2,685年前に、世界中、一つ屋根の下に
家族のように暮らそう。とする理念のもとに建国されました。
普遍的なものは時代の風雪に耐えうるものだからこそ、
継続するのですね。
昔も今もこれからも、平和を願う気持ちは、ずっと存在していたし、
していくんだなと思います。
平和の実現を推し進めるチャンスでもあるこの過渡期の時代。
いただいた土地の神様たちからの気や先人方の思いに、
自分なりに応えて生きていきたいと思います。
参加された皆様,ありがとうございます。
笑いもいっぱいの楽しい旅でした。
これからも社会や世界が平和に向かうための旅を、
ともにゆるく繋がりながら進んでいけましたら幸いです。
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