夏休み企画。絵本読み語り会
昔話と聴くと、どんなお話を思い出しますか?
子どもの頃、絵本や口伝で聴いたお話。色々なものがあったことと思います。
古来、世界中の民族が、文字のない時代から口伝で物語を語り、大切なものを継承してきています。
日本にも、地方に残る民話や昔話が多くあって、子供の頃「まんが日本昔話」のアニメや絵本を通して、幼稚園や小学校、家でその他多様な絵本や紙芝居を通して出会あわれたことと思います。
そうして継承されてきたものの中でも、この世の成り立ちや人間とは何かを描いている物語を、世界共通で「神話」と言います。
日本の神話は712年に編纂された「古事記」にまとめられています。
古事記(「ふることふみ」と国学の祖、本居宣長先生は読みます)は、当時各地や氏族ごとにあった神話や伝説をまとめたものと言われています。
この古事記の冒頭文が、すごいのです。通常現代文に翻訳された古事記では難解で省略されている箇所ですが、ここに宇宙の生成、地球の成立、人類の使命が描かれています。
知るだけで世界観が変わります。
子どもの頃からこの内容を知って生きていたら、どんなに生き方が違うだろうかと思います。
母から子へ、父から子へ、大切なものを語り継ぐために。8月9日火曜日9時~、夏休み企画として、開催いたします。もちろん私のように子供のいない方も、ご自身のために、これからの生きる指針のために、一人でも多くの方に出会って頂ければと願っています。
あまりにも壮大な内容なので、対話をしていただく時間を設けています。
ものがたりから感じた体験談を語り合っていただき、話して聴くなかから深まったひらめきを持ち帰っていただきたいと思います。
イベントの詳細はこちら✨
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