3月7日(土)午後は、ワールドシフト・コミュニケ―ター仲間で岩手医科大学薬学部 神経科学分野の教授、駒野ヒロさんと標題講座を開催していました。 ヒロさんが昨年立ち上げられた、「一般社団法人人生100年生き方塾」のプレオープンイベントでした。この企画に賛同しまして、コラボしたものです。 主催のヒロさんが、本当に元気でパワフルで、オンラインに切り替えたことにより全国からの方々と対話し分かち合えた時間となりました。面白かったです。 前半では、人とウィルスの関係を伺いました。 まずは数値でこんなお話が。 日本 年間下記の原因での死亡者数 *新型コロナ 亡くなられた方6人(感染者数 331人)(3月8日] (世界 死亡者数:3186人、感染者数92100人) *交通事故死 3215人 (2019年) *インフルエンザ 3325人 (2018年) 世界 29万1000〜64万6000(2018年) *自殺者 1万9959人(2019年) *ガン 37万2986人(2018年) 新コロナでなくなられた方より、その他の理由で亡くなる人が圧倒的に多い。むしろこちらの予防により注目してもいいのでは?とお話があり、数値を見ると、少しパニックになりつつある社会の一部も、冷静に客観的になるのでは?と感じました。 次いで、人は長い進化の歴史の過程で、ウィルスを取り入れることを通して「排除」ではなく「共生」を通して進化してきた。と言うお話。 従って、コロナウィルスを悪のように見るのではなく、我々人類を進化させてくれるものとして見る視点をいただきました。 後半は、脳の進化とワールドシフト。私も脳の仕組みを活用した心理学の専門家であることもあり、非常に面白かったです! 人の脳は危機回避が最優先される 人の脳は自分の思い込みに合った情報だけを取り入れ「やっぱりそうか」と確認を繰り返す。そしてその思い込みは強化されていく 人の脳が進化してきているとしたら「生存するための脳(=怖いから逃げる、などの自動反応)」から「気付きのための脳(=喜びの選択)」への進化。 人の脳はエピソード(物語で)記憶をする。勝手に思い込みの物語を作り上げ、その中で苦しんだりする。 瞑想をすると物語の自己が消える。 生き残り仕様から、共存仕様へ。今、文明のシフト、ワールドシフトをするとしたら、この方向性なのではないか? ~~~~ 要約するとこのようなお話で、科学的裏付けが感覚的に理解してきたものとつながり、説得力ある時間となりました。 ワールドシフトは、文明の在り方を転換させること。それは、世界中で起こす必要がある世界的なムーブメントですが、大きなことをするのではなく、自分の持ち場で、自分にできるシフトを起こすことから。 自分が何から何へシフトさせるか?を書いて宣言して、このイベントは終わりました。 参加された皆様、ヒロさん、ありがとうございました! (途中紹介されたウィルスの本もご紹介します) 人生100年生き方塾のURLはこちらです。
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