コーチングは哲学だと思いません?
何のために地球は人類を産んだのか?
生きるとは何か?
人生とは何か?
コーチングは哲学だなあと思いながら、コーチング仲間とそんな話をしながら20数年間コーチをしています。
個人的に、学生時代から短詩形文学の創作をしながらこうした問いにも向き合ってきたのですが、日頃コーチとして、人の本質からの変容を促す機会を頂いていると、コーチ同士の対話もそんな話題になります。
企業研修で広がっているビジネスコーチングと違って、問いかける内容、方向性が人生そのものやより根本に向かうのがライフコーチングです。
地球上に人類がいる意味は何か?
社会とは何か?
よりよく生きるとは何か?
アウシュビッツ強制収容所から生還した心理学者ビクター・フランクル氏は、「我々は人生に問われているのだ。我々が問いに対する答えを出さなければならない。」と言っています。
寺山修司は、
「人生はただ一問の質問に過ぎぬと書けばニ月のかもめ」
と短歌作品の中で歌っています。
ネイティヴアメリカンの言い伝えに
「答えを求めた種族はいなくなった。問いを持ち続けた種族は永続した。」
と言った言葉があると聞きます。
問いに向かう。
中でも良質な問いと共にある。
それがどれほど人生を豊かに意義深くしてくれることだろうかと思います。
私は、コーチングは哲学だと思っています。
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