「道徳は実利に結びつく」
松下幸之助さんの言葉。
遠回りに見えて、経済の本質だなあと、
日本の長寿企業について学ぶと実感します。
経済活動をしていくときに、信頼を築くことが
最終的に実利に結びつくのは、どなたもお感じに
なられることと思います。
大塩平八郎の乱の際に、
「大丸は義商なり、侵すなかれ」
と言われ、大丸の建物が焼き討ちを
逃れたというエピソードがあります。
大丸は「先義後利」(先に義<公のために動くこと>を
大切にすると後から利益がやってくる)という発想から、
盆暮れには貧しい人に食べ物を差し入れするなどを
行ってきたことから、地域(京都)の人たちに
厚い信頼を得てきたそうです。
まさに「道徳は実利に結びつく」ですね。
周りへの思いやりの心があるお店や、
社会をより良くしようとする姿勢のある会社から
買いたい(を応援したい)と思うのが人情ですものね。
パタゴニアのソーシャルグッドな事例は有名ですが、
世の中を良くしようとするのが日本の会社の起源。
お客はよく見ているのですよね。
遊びながら子供時代に徳を身に付ける。
第二版は完売しました。ありがとうございます。
第三版は6月下旬に入荷します。
次回の「徳育すごろく体験ワークショップ」は、
6月30日日曜日に開催します。
詳細は追ってお知らせいたします。
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